日経サイエンス 「激変する気候」別冊より(5)

Chapter3未解明なメカニズム
永久凍土の溶解がもたらすメタンの放出、そして、それに続き、メタンハイドレートからのメタン放出も起きることは避けられなくなる。メタンによる温室効果は、二酸化炭素の25倍程度、これらの影響は不確定な要素が多いが、対策を高じる必要は差し迫った事実だ!
解決策には、
つまり、永久凍土を溶かさないためには、
太陽光を跳ね返す草原効果、草を利用する大型草食動物の放牧によって雪を踏みあらし、地面が「寒さ」でしっかり冷やされる、と言う「更新世パーク」のこころみが実績を挙げそうであるとのことです。
もちろん、社会全体が化石燃料を燃やすと言う呪縛から自らを解き放たなければならないが!
その矛先が原発有効論に繋がってはいけない。
「更新世(約258万年前~1万1700年前)パーク」
一万年以上前のシベリアに生息していたマンモスのかわりに、馬、ヘラジカ、クマ、オオカミなどを連れてきて生態系を守ろうとするもの。シベリア北部の自然保護区でのジーモフと息子のニキータの「更新世パーク」によって永久凍土を守るの取り組みが挙げられる。
写真の説明はありません。

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