世界農業遺産を巡るツアー静岡④2025/11/6

世界農業遺産ツアー
有機茶葉農家 掛川市の松下園
自社生産、製茶&販売、加工品の発明的開発も!
有機栽培茶葉の先駆者、松下さんの話をお聞きするチャンスを2年越しで計画し、実現!!
インタビューまとめ
松下園の代表は 松下芳春 さん。茶造り一
掛川の有機茶を拓いた人──松下園・松下芳春さんの歩み
静岡県掛川市の豊かな丘陵地に広がる茶畑。その中でも、ひときわ早く「農薬や化学肥料に頼らない茶づくり」に挑んだ人がいます。松下園の代表、松下芳春(まつした・よしはる)さんです。
松下さんの挑戦が始まったのは、まだ、有機栽培という言葉が世の中にほとんど知られていなかった昭和の終わり頃。周囲が効率や収量を優先して化学肥料を使う中で、「自然の力を生かした茶づくりをしたい」という信念のもと、堆肥や微生物を活かした独自の土づくりを始めました。雑草との共生や、害虫を防ぐ天敵の利用など、当時としてはまさに実験的な取り組みでした。
そして2000年、いよいよその努力が形となり、有機JAS認証を取得。掛川地域ではまだ少なかった有機認証茶園として、地域内外から注目を集めました。「安全で、生命力にあふれるお茶を」という理念は、単なる品質管理を超え、環境への配慮と生産者の誇りを体現するものと言えます。
松下さんは、栽培だけにとどまらず、加工・販売・体験を一体化させた新しいスタイルを築いていきます。農園内にオープンしたカフェ「Tea time まるは」では、自園のお茶を使ったスイーツや飲み物を楽しむことができ、お茶を「飲む」から「感じる」文化へと広げていきました。
さらに近年では、緑茶の香りと旨みを活かした発泡リキュールCHANewjPAN(ちゃんぱん)を開発、お茶とお酒という一見異なる文化を融合させたこの商品は、掛川の特区制度を活かした先駆的なプロジェクトとして話題を呼びました。さらに、ノンアルコールタイプのA-jan(えーじゃん)も加えて、まさに、お茶の新しい可能性を切り拓く発明ともいえる試みです。
松下さんの40年以上にわたる歩みは、「有機」という言葉が流行になるずっと前から続いてきた、信念の道、土を育て、葉を摘み、香りを立ち上げる。自然のリズムとともに生きるその姿勢が、今のオーガニック時代の原点を示しているのかもしれません。
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