『果物を食べた方がよい理由がわからない』2021/12/21投稿より

①果糖
『果物を食べた方がよい理由がわからない』
生徒さんから受けた質問に対する、一番アカデミックな答えを示す論文を紹介し、『果糖の問題点』にフォーカスします。
これは、すでに、7月?8月?頃にこのクラスルームにアップしてましたよ!
ただし、果糖は、ほんものの果物から摂取するのと、異性化糖としての摂取は全く違いますから、そこんとこ、誤解なきよう!
異性化糖の問題だけではなく、無理矢理の品種改良で糖度を上げた新種果物、ほら、今、種苗法改定で守ろうとしている登録品種の果物もこの種の問題を含んでいます。
虫歯レベルの阻害でもありません。果物食べて虫歯になっている野生動物はいませんからね!
抜粋✨
腸における果糖代謝の詳細
Figure 5 (A) (→画像にて表示)、マウスに¹³Cで標識した果糖と標識していないブドウ糖の1:1 混合物を与え、門脈血(portal vein blood)における標識された果糖とブドウ糖の0ー30分の濃度曲線下面積(AUC0-30min)を測定したものです
腸での果糖からのブドウ糖産生量は果糖の投与量が0.5g/kgまではリニアに増加し、そこから飽和しはじめる。
糖新生(gluconeogenesis)が飽和するのに歩調をあわせて(in tandem with)、門脈循環への果糖の直接の流れ(direct passage of fructose into the portal circulation)が急上昇する(steeply increases)。
マウスに対する0.5g/kgの果糖投与がヒトにとってどのくらいの量に対応するのかですが、「マウスとヒトとの摂取量の換算は単純ではない(not straightforward)」としながら、カロリー摂取量(caloric intake)で換算した場合を示しています。マウスの一日当たりのカロリ−摂取量を〜12kcal、ヒトのそれを〜2400kcalとして、マウスの果糖摂取量0.5g/kgは一日のカロリー摂取量の〜0.5%に対応し、これはヒトでは3gに相当するとしています。
小腸での糖新生が果糖の投与量1g/kgあたりで飽和するのに加えて、門脈における果糖由来の炭素(fructose-derived carbon)の総量[の変化]が平坦となることが観察された。ブドウ糖ではそのような平坦化は観測されなかった。この簡単な説明は、腸管内腔(gut lumen)からの果糖の吸収が飽和するというものである。
それと合致して、果糖の投与量を増やすと、糞便(feces)中に未消化の果糖(undigested fructose)が増加する。(Fig 5 D)
果糖の多量投与によって、果糖が結腸にあふれ出ている(overflows into colon)のである。
結腸内の微生物叢(colonic microbiome)は果糖を代謝してTCA中間体(TCA intermediates)、必須アミノ酸(essential amino acids)、および短鎖脂肪酸(short-chain fatty acids)を産生する。(Figure 5 F)
これらのデータから、腸の代謝能力(intestinal metabolic capacity)を越えて摂取した果糖は、肝臓と細菌叢(liver and microbiome)にあふれ出し、そこで、肝機能あるいは細菌叢の構成に影響して疾患を引き起こしている可能性がある(may cause disease by impacting hepatic function or microbiome composition)。
抜粋だけではなく、本サイトも見てください。

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