果物などに含まれる果糖(フルクトース)2022/9/27投稿より

①果糖
CC’Diet情報
果物などに含まれる果糖(フルクトース)
果糖(フルクトース)は、果物やテーブルシュガー(異性化糖)などに含まれる単糖です。
フルクトースを多く含む果物は、白米やパンなどの炭水化物よりも、食後の血糖上昇がゆるやかになります。
炭水化物を同カロリーのフルクトースに変更した場合には、HbA1cが改善することが報告されています。HbA1c=糖化ヘモグロビン
フルクトースの一日摂取量の目安としては、60g未満を目安にしましょう。フルクトースを1日60g以上摂取すると、血液中の中性脂肪が高くなります。異性化糖では、簡単にこの目安を越えていきますから要注意です!
果物からだけなら、1日60gの果糖(フルクトース)を取ろうとすると、1日 500g 以上食べる必要があります。ですから、欲望を押さえ込み、果物の甘味も体に悪いと、避けなくても良いんですよ!
果糖(フルクトース)には、でんぷんなどの炭水化物の食品よりも食後血糖を上げにくい特徴があり、低GI値食品に分類されます。
果糖(フルクトース)の含有量は、果物の種類によって異なりますが、100gあたり、2g~7gが含まれています。
スクロース(ショ糖)もグルコースとフルクトースが結合したものですが、小腸壁に存在する消化酵素「サッカラーゼ(インベルターゼ)」によりグルコースとフルクトースに加水分解される、小腸で吸収されて血流に入ります。この反応は短時間で起こるため、血糖値を急激に上昇させてしまいます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました