徒然草10/31 2022
この画像はイオン長浜店から見た伊吹山です。
四季の美しい景色と豊富な生物多様性を誇り、滋賀県、いや、日本の観光資源としても価値ある山が、こんな姿、、、ずるっぱげの山です。
伊吹山スキー場が2011年に閉鎖された理由は、
ゲレンデが閉鎖される経緯は、南向き斜面である上に、気候変動による気温の上昇で積雪が少なくなったこと等が挙げられる。また、セメント工場によって、風向きが変わった事も積雪減少の遠因となった。
とある。
今、対面に見ているのはセメント工場なのか！今更ながらに、世の中にはまだまだ知らなければならなかったことがたくさんある。
米原市の情報ポータルサイトには、下記記述がある。
米原市の伊吹山の麓を通る道を車で走っていると巨大廃墟が見えます。あれは大阪セメント（現・住友大阪セメント）の伊吹工場の跡地です。1952年に操業し、2003年3月に閉鎖されました。この工場では長くセメントの生産が行われていました。 セメントの原料は主に石灰石です。実は伊吹山は石灰岩が豊富な地質であり、セメントを生産する工場を操業するにはうってつけの場所だったんですね。米原市にお住まいの方であればよくご存知だと思いますが、伊吹山を見ると左側が大きく削れています。あれが石灰岩を採掘する為の採石場だったのです。伊吹山の上部採石場は既に停止しているのでもう伊吹山の侵食が大きくなる事はありません。
これ以上侵食されないから放置してあるらしい。腰が抜けるほど驚いた。私たちが作り上げた文明はまだ、この程度、理知的判断の外にある。
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