ゲノム編集
悪魔のハサミ
と、山本は呼んでいる。
悪魔のハサミがノーベル賞を受賞した。
ハサミはありがたい発明品だ。
ナイフを二枚組み合わせると、羊の毛がうまく刈り取れるというのがハサミ作成を生んだ発想源らしい、、、紀元前10世紀ギリシャの羊飼いたちの、、、
ハサミは使いようで悪魔の持ち物にも、神の道具にもなる、、、
何でも、、包丁より発想は、早いらしい。
このにこやかな美しい女性達が発明した、CRISPR-Cas9(クリスパー・ナイン)
このハサミの発明は日本の研究者のある発見が大元に成っていることを知っている方は少ないと思う。
阪大教授の石野くんは茨高の二回期下、28期生です。同窓会が騒いでいてうるさい(笑っ)
しかし、生命コントロール、DNA操作には絶対に使ってほしくない悪魔のハサミだ!
下記情報、抜粋
だけでも
良く読んでおきましょね!
ノーベル化学賞の受賞対象になったゲノム編集の手法、「CRISPR-Cas9」(クリスパー・キャスナイン)は、日本人研究者が1980年代に大腸菌で見つけたDNAの塩基配列がもとになっています。
大阪大学名誉教授の中田篤男さん(90)と九州大学教授の石野良純さん(63)のグループは大阪大学で研究を行っていた時、大腸菌のDNAで同じ配列が5回繰り返されているのを見つけ1987年(昭和62年)に論文として発表しました。
当時は繰り返し現れる配列が何を意味するのか分かっていませんでしたが、その後、この論文をもとに、ヨーロッパの研究者が、この配列が外から侵入するウイルスなどの「外敵」を認識して攻撃する免疫の仕組みに関わっていることを突き止めました。
大腸菌では、繰り返される配列の間に、外敵の遺伝子が組み込まれることで、外敵を認識して攻撃します。
この仕組みを応用して、繰り返される配列の間に目的とする遺伝子を組み込むと、遺伝子を切り貼りするはさみの役割をしている物質を狙った場所に届けることができるようになりました。
この技術で狙ったとおりに遺伝子を切断したり挿入したりすることができるようになり、簡便で精度がきわめて高いゲノム編集の方法として確立しています。
遺伝情報を簡単に、自在に書き換えられる「CRISPR-Cas9」は、日本の研究者による塩基配列の発見がもとになって開発につながったのです。
今回のノーベル化学賞の受賞者に選ばれたドイツの研究機関とアメリカの大学の研究者の論文の中でも、中田さんと石野さんのグループの論文が引用論文として紹介されています。
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