カルシウムとリン 3

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カルシウムとリン 3
添加物からのリンの摂取に警鐘!
リンはあらゆる食品に含まれているといえます
が、とくに気を付けなければならないのは、リン酸化合物の食品添加物です。
○麺類などの歯ごたえをよくし、ソーセージ・かまぼこや肉の色をきれいに見せる
結着剤(ポリリン酸カリウム・ナトリウム、メタリン酸カリウム・ナトリウム、
ピロリン酸カリウム・ナトリウム)
○醸造用剤(リン酸、リン酸カリウム、リン酸アンモニウム、リン酸ナトリウム)、
○即席麺、中華麺、ワンタンの皮に使われるアルカリ剤=かんすい(リン酸ナトリウム、
リン酸カリウム)、
○粉乳などに使われる栄養(鉄)強化剤(ピロリン酸第1鉄、ピロリン酸酸第1鉄)などです。
インスタント食品、調味料、菓子、加工食品に多いことがわかります。
しかし、食品添加物には添加物の使用基準や表示義務がないので、現状ではどのくらい
摂っているかはわかりません。
もしも、添加物中の全てのリンの量が厳密に表示されるとなると、かなりの量になると
予想されます。
とくに酸味のもととしてリン酸が使われているコーラ系の清涼飲料水には1缶当たり(354ml)中
41~70mgのリンが含まれています。清涼飲料水は砂糖の過剰摂取以外にも大きな問題を抱えて
います。
また、牛乳は、カルシウムとリンのバランスに関しては問題がないので、マグネシウムとの
バランスをデメリットに挙げず、摂取推奨する専門家がいますから、注意が必要です。

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